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ロック社長のこれを聴け!!:第八回"Le meilleur de michel polnareff"(シェリーに口づけ~ベスト・オブ・ミッシェル・ポルナレフ)

2013.01.22

ご無沙汰しちゃいましたな。久々の『ロック社長のこれを聴け!!』いきますよ!!
2013年の一発目は、好きで好きでたまらないフランスのシンガーソングライター、ミッシェル・ポルナレフだ。この男、ただ単に音楽家というだけでなく、文化を創った偉大な芸術家なのだ。

彼との出会いは小学生の頃。ラジオから流れてきたのは「愛の願い:Love Me Please Love Me」という曲。聴いたその時、思わず身震い―――戦慄が走ったよ。
そうしたらもう、のめり込みだ。「愛の休日:Holidays」や「哀しみの終わるとき」「ラース家の舞踏会」など名曲の数々に出会い、その音楽世界にドンドン引きずり込まれて行ったんだ。
そしてロック大好き少年だった俺にとって、彼のファッションと言動がまたタダゴトじゃなかった。痺れたね。
当時、グラムロックが大流行するよりも前の時代にあって、彼のファッションはグラマラスで攻撃的で革新的だった。言動にもいろいろ過激さが散らばる。あんなにも綺麗な音を奏でながら、そのギャップが最高にクールだった。

パフォーマンスも格別である。無人の砂漠にヘリコプターでグランドピアノを運び込み、孤高の高みで弾きまくっている映像ときたら!!斬新、いやいや、神だろ!!
(Polnareff joue dans le désert Californienで検索してみてくれ)
またある時、ミッシェル・ポルナレフがテレビのミュージック・フェアに出演していた。「愛の休日」はもちろん、「シェリーに口づけ」から何から、その演奏のすべてが逐一俺の脳裏に焼き付いてしまった。やばい。

素晴らしいオリジナルアルバムはいろいろあるけれど、今回紹介するのは珠玉の名曲がてんこ盛りの一枚だ。まず彼の魅力を知る上で、この日本独自のベスト盤がいい。
本当は1975年の武道館ライブに合わせた来日記念盤『ゴールデンベスト』が良かったのだが、残念な事にこれ、CDでは出ていない―――実はだね、俺が初めて生ポルナレフを観に行ったのが、この武道館ライブなのだった。その時手にした『ゴールデンベスト』・・・・・あぁ~・・・・・ジャケットがキンピカで、インパクト強烈だったな~。
その代わりと言っちゃなんだが、紹介するアルバムも見事な凝縮っぷりで熱い。ここには俺の一番好きな曲で、シングルでしか売られていなかった「悲しきマリー」が収録されている。それだけでも一押しのアルバムだ。

シェリーに口づけ~ベスト
ミッシェル・ポルナレフ
ポリドール (2000-04-26)

エルトン・ジョン、レオン・ラッセル、サイモン&ガーファンクル、キャット・スティーヴンス、井上陽水といったシンガーソングライターが好きな人、あるいはメロディアスなプログレが好きな人、それともLed Zeppelinが好きな人(1stAlbumでは、ジミー・ペイジ、ジョン・ポール・ジョーンズが参加)、はたまた『ジョジョの奇妙な冒険』が好きな人(スタンド使いのポルナレフの元ネタね)、そんな皆さん!! とにかく一度、ゼッタイ聴いてみて欲しい!!
今もCMで使われている「シェリーに口づけ」は日本でのみ流行った曲だけど、世界ではまた違った曲が次々に大ヒットしてる。素晴らしい名曲が沢山あるんだよなぁ・・・・・
世界遺産のような音楽。それはみんなに聴き継がれてゆくものなんだ。

音ヅラはロックではないが、その奥で激流を成すイズムはまさにロック魂そのものだ。
魂を揺さぶる天才ロッカー"ミッシェル・ポルナレフ"
これを聴け!!