
私はいつも考えます。「経営」とは、強い理念や目的を持つリーダーのもとに有志が集い、その理念と目的を達成するために、「相互扶助」すなわち持てる様々な力を最大限に結集し、互いを補い合いながら働くことであると。その意味で、リーダーも社員の一人ひとりもそれぞれ役目は違うけれど、同じ目的に向かう人生のパートナーなのです。
しかし昨今、ともに働いてきた社員やパートナーが簡単に切り捨てられる、ということが多々見受けられるようになってきました。円高や株価低迷といった一時的な経済状況悪化に陥るなり、すわリストラ、となります。
むろん経営とは厳しいものですが、このような経営者のための経営が、一部上場企業においてさえ散見されるのは、実に残念なことです。
その一方で、未曽有の経済不況の中にあっても、皆がはつらつと働き、業績も安泰な会社がたくさん存在していると聞き及びます。
これらの会社の共通点はどこにあるのでしょうか?
それは、経営者や従業員だけでなく、協業する会社の関係者まで、集い働くすべての人々が、常にわくわくとした気持ちで仕事ができる、そうした「人々の輪」にこそあります。それぞれがパートナーとして相互扶助の精神を忘れず、ともに未来を見据えて、手を携えながら現状を打破し改善する。その結果として、業績を伸ばしているのです。
ヴァルハラゲームスタジオは、お客様はもちろん、社員やその家族、関係するすべてのパートナーの幸せを最優先に考え、経営を行う会社です。
この姿勢はエンターテインメントコンテンツを制作し、提供する会社の在り方として、決して忘れてはならないことです。制作する側の人間全員が、「楽しく」、「常にわくわくしていて」、「ハッピー」でいられなければ、ゲームを遊ぶお客様を「ハッピー」にすることなど出来るはずがありません。
ヴァルハラゲームスタジオには、高い志を持ち、パートナーを大事にする「つわもの」が集まっています。皆の力を結集し、幸せな気持ちで物づくりを行うことで、お客様が満足するコンテンツを提供できると信じています。
私の役目は、社員全員が幸せ感に満ち溢れ、心おきなく仕事に打ち込める環境を創ること。日々成長への努力を怠らないように切磋琢磨する、この強い集団の潤滑油のようなものだと考えています。
ここが良き場である限り、皆様に大満足していただけるゲームを、次々と世に送り出すことができます。私たちの力が、多くの方々の喜びとなって実を結ぶように、邁進して参ります。
今後ともヴァルハラゲームスタジオを宜しくお願いいたします。
2010年3月1日
辻 尚之
好きな言葉:
「青春とは心の若さである、信念と希望に溢れ、
勇気にみちて、日々新たな活動を続ける限り、
青春は「永遠に」その人のものである」
松下 幸之助
| 1952年8月28日 | 北海道小樽市で生まれる。 |
|---|---|
| 1971年3月 | 大阪PL学園高等学校卒業(16期)。 |
| 1975年3月 | 神奈川大学貿易学科卒業。 |
| 1977年4月 | 宮木公認会計士事務所入社。 |
| 1980年2月 | 税理士登録 辻税理士事務所開業。 |
| 1985年2月 | 株式会社ハドソン入社。 |
| 1988年3月 | 取締役開発本部長就任。 |
| 1990年8月 | 米国及び欧州ハドソンソフト社長就任。 |
| 1991年3月 | NEC米国合弁会社TTI社長就任。 |
| 1994年4月 | 取締役営業推進本部長就任。 |
| 1998年3月 | 常務取締役管理本部長CFO就任。 |
| 2000年3月 | 専務取締役CFO就任。 |
| 2004年12月 | 米国ハドソンエンターテインメントCFO就任。 |
| 2006年7月 | 株式会社ハドソンを退社し現在に至る。 |
・ハドソン管理部創設
・ハドソンゲーム開発本部創設
・北海道鉄道文化協議会運行本部長
・米国ターボグラフィックスCD事業立上
・ハドソン上場責任者
・米国ハドソンエンターテインメント事業立上
写真: (C)板垣プロダクション 撮影: Ryuga Shinno